お子さまの視力は6−8歳が発達のリミット

お子さまの視力の発達とは

視力は8歳頃までに大人と同じくらいまでに発達します。

生まれたばかりの赤ちゃんの視力は、明暗がわかる程度ですが、生後6ヵ月を過ぎると外界のものが一応見えるようになります。

そして、身体の成長とともに視力も徐々に発達していき、6歳~9歳ぐらいになると大人と同じくらいの視力になります。

【生後すぐ】

明るいか暗い

【生後数ヶ月】

1ヶ月でものの形

2ヶ月で色

4ヶ月で追視

【3歳】

半分以上が1.0

【6-8歳】

大人と同じくらいになる

お子さまの視力は下記の表のような見え方になります。 

年々視力が悪くなるのが早まっている

ここで注目すべきポイントは昭和54年から平成30年までの変化ですが、近年小学生の近視が増えています。34%と三人に一人は近視です。

これは厚生労働省平成30年に発表した全国の平均データになりますが、2019年8月、慶應義塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授らが、約20年ぶりとなる小児期の近視有病率を発表致しました。

 

研究グループの報告により、東京都内の小学生の76.5%中学生の94.9%が近視であることが発表されたのです。

小中学生の大半が近視という驚くべき報告。

一体なぜこんなに近視の子どもが多いのでしょうか? 

 

東京に住んでいる子は10人中8人近くが目が悪く、中学生になるとほぼ全員が目が悪いのだと!!

東京に住むと目が悪くなるとかと思ちゃうぐらいですが、実は近視は、視力が評価基準ではありません。

 

誤解される方が多いのですが、日本近視学会によると、近視は目に入る光の屈折の状態を示す「屈折値」によって評価され、-0.5D以上-3.0D未満を弱度近視、-3.0D以上-6.0D未満を中等度近視、-6.0Dを超えた場合を強度近視の3つに分類されています。

混乱しやすいのですが、近視は「視力検査」とは違うのです。

実際に、子どもの目が悪いかどうかの調査結果には、文部科学省が毎年実施している学校保健統計があります。

その中では視力1.0未満の小中学生の割合が報告されていて、評価基準は「視力検査」の結果。

屈折値の測定による近視かどうかは評価基準ではないんです。

 

今回研究グループの調査では、近視の評価として、屈折値と眼軸長の両方を測定されていますので近視の定義としては、屈折値が-0.5D以上の子を近視、-6.0D以上あるいは眼軸長26.0mm以上を強度近視とされています。

近視有病率を考える際には、この定義をちゃんと知っておかないと、近視と視力低下を混同しやすいので注意が必要です。

 

いずれにしても、近視になる可能性を高く秘めているのには変わりはなく、この屈折値や眼軸長が伸びないようにするのが第一です。

 

 

目を悪くしない為に

ここでは、医者も教えてくれない目を鍛える前に知っておく必要のあるお話をします。

 

まず、近年スマホやタブレットで目が悪くなる子供が増えているのはデータで見れば分かる通り事実です。

原因は近くばかり見ている状態ですが、他にもYoutubeばかり見ていたりゲームばかりしている、中にはピアノをしていて悪くなるお子様が増えてきています。

 

ここで、見過ごしやすいのが第一に『呼吸』、第二に『筋肉』第三に『姿勢』です。

 

目にばかり意識が行きますが、目と脳のトレーニングセンターあいのてに来店する人で多いいのがこの3点が上手に使えない人が多いです。

 

第一の呼吸

ですが、呼吸をしっかりできないお子さまが増えています。

呼吸ができていないと目だけでなく脳にも酸素が行き渡っていないので、目が悪くなりやすくなります。

これは、敏感なお子さまほどなりやすいです。

『不安』『興奮』『緊張』などから起こります。

 

第二の筋肉

目に見える筋肉ではなく、目の筋肉毛様体筋肉になります。

体の筋肉は目で見えますので、腕に力を入れてと言えば力こぶを見せることができ、筋肉の入れ方も脳は目で見て判断ができます。しかし、目に筋肉を入れてと言ってもどのようにしていいかわからない人がほとんどです。

では、近くを見てと言えばわかりますよね!この近くを見ている状態が、力こぶを作った状態です。

 

では、1時間から2時間この力こぶをあなたは作ったままで入れますか?

 

わかりますか?

この状態が、目の筋肉に起きているのです!

1−2時間スマホやタブレット、Youtube・ゲーム・勉強をしていれば

目の筋肉、毛様体筋はこり固まりますよね!

この筋肉を行かない柔軟に使えるかで、目が悪くなりやすい子と悪くなりにくいこの差が出てきます。

例えば、柔軟体操で体が硬い子がいますよね。

最初から、体が柔らかい子もいますが、トレーニングすれば、体は柔らかくなります。

例えば、バレリーナーの人で体が硬い人はいないと思います。

毎日トレーニングして柔軟な筋肉を身につけます。

それと同じで、目の筋肉も柔軟な筋肉にできます。

ただ、発達しきった体と発達途中の体では身につけやすさは全然違います。

だから、早い段階で目のトレーニングをさせてあげてください。

日本の教育には、正しい目の使い方という授業はありません。

近年、スマホ・タブレットが普及してきているからこそこの正しい目の使い方は重要になります。

この先、必ず問題になってくるのは目ではなく発達についてが問われてくるようになります。それは、目の使い方と脳の使い方が上手にできない子供たちが増えてくるからです。

目を正しく使えないということは、脳を正しく使えないのと同じことです。

人間の目からの情報は80%以上と言われています。

この目からの情報が正しく入ってきていない子供たちが、年々増えていっているといっても過言ではないです。

6歳までには視力が出来上がっているのですが、6歳ごろ近視になるということは

発達してすぐ悪くなっている子が増えているということです。

 

第三に『姿勢』

姿勢はものすごく大事です。

何故ならば、ホルモンに影響しているからです。

ドーパミンが少ないことから、姿勢が悪くなっている人もいます。

逆に、姿勢が悪いことによってドーパミンが出なくなっているのか

ドーパミンが少ないから姿勢が悪くなっているという問題もあります。

これは逆の発想で整えることもできます。

姿勢をよくすることでドーパミンが整うという研究もあるぐらいなので

常に姿勢を整えることは大切なことになります。

次に、第一の問題も関係しますが、姿勢が悪いと気道が狭くなるの呼吸がしっかりできません。酸素が行き届かなくなるのもこの姿勢が関与しているので、正しい姿勢でいることはものすごく重要になります。

 

 

今回はあなたに知って欲しかったことは

お子様の視力の発達になります。

6歳で視力の発達が完成して、6歳からメガネを掛けさせるということがどいうことか?

世の中の正しい見え方をせずに、目が悪くなるのはあってはならないことでしょう。

正しい見え方、正しい世界を親ならば見させてあげたいのが本心でしょう。

そうならないためにも、行動が大事です。

 

 

 

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