視力回復に必要な両眼視機能について何?
目と脳のトレーナGO KUSABAです。
この内容の目的
・両眼視機能について
・対象者:両眼視機能ができていない全ての人
・背景:両眼視機能ができていないと目に負担がかかる
人間は2つの眼を持っていますが、2つの眼があるのに何故一つの眼のような動きをするのでしょう?
あなたは疑問に感じたことありませんか?
皆さんもこんなカメラ見たことありませんか?
一眼レフカメラ
一般的に皆さんが見るカメラですよね。
一つのレンズを通して、画像が出てきます。
でも、人間の眼は一つではなく、2つです。
どちらかといえば、こちらでしょう。
何故、2つ眼があるのに一つで見ているように見えているか?
これは、両目で受け入れた感覚を脳で統合して1つの新しい感覚としているからであり、この機能を「両眼視機能」といいます。
両眼視機能の役割は3つ
基礎的な機能→同時視
同時視ができることにより
→融像を行うことができるようにます。
同時視と融像ができて、初めて初めて立体視ができるようができるようになります。
この立体視ですが、同時視ができなければ立体視ができることはありません。
上のピラミッドの土台のように立体視ができれば、同時視や融像はできますが
同時視ができていないのに立体視ができるようになることはありません。
同時視とは?
同時視とは、左右に映った映像を同時に見る能力のことを言います。
同時視ができていないと、左右どちらかの映像しか見ていない状態となっております。
融像とは?
融像とは、左右の眼に映ったそれぞれの映像を、まとめて一つのもの一つのものとして見る機能になります。
この同時視では、右目と左目の映像をそれぞれ認識できればいいわけですが、融像はそれを1つにまとめ上げる必要があります。
この時、左右の眼に写る映像は、左右同じようなものである必要があります。
大きさや形状・色やコントラストなどがあまりに違ったものでは、融像できなくなります。
融像が阻害される原因としては「斜視や斜位」左右でものの大きさが違って見えてしまう
「不同視」、眼疾患や屈折異常による左右の視力差などがあります。
立体視とは?
立体視とは、ものを立体的に見る視機能になります。
右目と左目は左右に離れているために、わずかに角度のずれた映像を見ること見ることになります。
脳の中でこのズレをもとに立体的な映像が作り出されます。
一時期3D映画や3DTVが流行りましたが、これは同じ原理になります。
微妙に角度のズレた右用と左用の映像を同時に映し出し、それを専用のフィルターレンズで右眼には右様の映像、左眼には左用の映像を独立して身させることで立体的に見えるようになります。
この3Dは両眼視に問題のある人には立体的に見えません。
また、とても面白いですが3Dは平面のものを立体的に脳を騙して見せているわです。
そのために、眼と脳で矛盾が生じているので、長時間見ることで眼が疲れたり、具合が悪くなることがあります。
よく、ある質問ですが、遠近感と立体視は全くの別物なります。
遠近感は、目標物の大きさやコントラスト、動くスピードなどにより
「片眼」でも感じることができますが、「立体視」は両眼で見ることで生じ流ものだからです。
両眼視機能のトレーニングに有効なトレーニングがブロックストリングになります。
ブロックストリングの購入はこちらから